KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

靴下

© The Kyoto Costume Institute, photo by Naoya Hatakeyama

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靴下

19世紀初期 - イギリス

素材・形状特徴
黄色の側面に刺繍を施した青絹ニットのクロック(マチ)。
寸法
19.0cm (足裏) / 52.0cm (長さ)
収蔵品番号
AC5053 84-39-10AB

脚部分は輝く黄色の平編絹地で装飾的なマチ(クロック)が足首に華やかさを加えている。クロックには鉢植の木と鳥のモチーフが刺繍されている。後ろ中心とつま先に接ぎがある。19世紀前半、透ける素材や丈の短いドレスに呼応して軽やかな素材の華奢なフラット・シューズが流行した。動きに併せて見えるようになった足首の辺りに刺繍などの装飾が施された靴下が好まれた。

1800s-1810s