KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

デイ・ドレス

© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

画像にマウスカーソルを乗せると拡大します。

デイ・ドレス

1903年頃 - 製作国不詳

素材・形状特徴
白いモスリンと機械レースを接ぎ合わせたワンピース・ドレス。草花刺繍とアップリケ。胸元から肩を覆うケープ状の装飾。
収蔵品番号
AC9099 94-7-1

流れるようなラインをもつ白一色の夏用ドレス。レースや刺繍、アップリケによる立体的な草花モチーフの装飾がふんだんに施されている。アール・ヌーヴォー期には、流れるような曲線と自然をモチーフとした装飾が尊ばれた。とりわけ花、昆虫など有機的なものが好まれ、テキスタイルやアクセサリーにも多用された。

1900s