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ラグジュアリー:ファッションの欲望 Luxury in Fashion RECONSIDERED


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展覧会の趣旨 Concept

ラグジュアリーファッションはなぜそれに魅了され、常に緊密な関係を保ってきたのでしょうか?
本展は、17 世紀から現代までのファッションをラグジュアリーという視点で切り取りながら、ラグジュアリーとファッションが時代や社会の中でどのようなかかわりを持ってきたかを考察し、今後の新たな方向を探ります。

ラグジュアリーとは、社会の余剰から生み出される豊かさの一つの形、だといえるでしょう。日本語ではしばしば贅沢と訳されます。

古くから、ファッションはラグジュアリーと深く結びついてきました。視覚的に豪華な衣装や宝飾品は、着用者のステイタスや財力を周囲に示してきました。一方、服の機能性や快適性といった身体や感覚に訴える要素や、服に表現されたより個人的で知的な遊びにも近い精神的な喜びを満足させる要素も、現代の私たちに豊かな充足感をもたらしています。

現在、私たちは、産業の発展によって物質的に恵まれた生活を送ることができるようになりました。一方でそのために引き起こされるグローバルな諸問題の解決に取り組まなければならない状況にあります。そうした中で、私たちが求める豊かさの現れである〈ラグジュアリー〉に対する考え方も大きく変化しつつあります。

本展では、社会の動きと私たちの価値観を何よりも敏感に捉えているファッションを、ラグジュアリーという視座から照射し、再考するものです。

本展は、「モードのジャポニスム」(1994 年)、「身体の夢」(1999 年)、「COLORS ファッションと色彩」(2004年)に続くカッティングエッジなファッション展として、今年、創立30 周年を迎えたKCI の1 万1 千点を超すコレクションより、ラグジュアリーというテーマのもとに多角的な視点で精選した、17 世紀から現代までの作品を展示します。

また、本展は、美術館という文脈の中でファッションは何を語れるのか、その可能性を1980 年から追求してきた京都国立近代美術館とKCI、そして1999 年のKCI との共催を手始めとして、ファッションと現代美術の関係性に熱く注目する東京都現代美術館による共催です。

出展イメージ
  • Dress (robe à la française)1770s(Textile:1750-60s)
  • Maison Martin Margiela (Martin Margiela) Vest Spring/Summer 2006
  • Comme des Garçons(Rei Kawakubo) Blouse, skirt Spring/Summer 1987
  • Cristobal Balenciaga Coat Autumn/Winter 1957
  • Jacket, waistcoat, breeches Mid 18th Century
  • Collection of the Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa,
    except the third image © Maison Martin Margiela, Photo by Marina Faust, Paris

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