
© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
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コート・ドレス
1947年秋冬
- デザイナー
- クリスチャン・ディオール
- ブランド
- クリスチャン・ディオール
- レーベル
- 無し
- 素材・形状特徴
- 深緑のベルベット。カフは豹の毛皮。左右の胸とポケットに金糸、シークイン、ビーズ刺繍。黒いスエードのベルト。
- 収蔵品番号
- AC10425 2001-1-1AB
本品は、「ニュー・ルック」で衝撃的なデビューを果たしたクリスチャン・ディオールが次のシーズンで見せた新たな展開。野性的な豹の毛皮とエレガントなシルエットが不思議な調和を見せている。
1947年、優しい肩、細いウエスト、たっぷりと広がるスカートという懐古的で優雅なディオールの初コレクション「ニュー・ルック」は、第二次世界大戦の耐乏の服とは正反対の服であった。平和な時代の幕開けを告げたこのスタイルは、世界的な大成功を収め50年代ファッションの方向を決定した。そしてディオールは、モードの都パリに吸引力を取り戻し、世界のファッションを牽引することとなる。
1940s
KCI