この度、KCIチーフ・キュレーター、深井晃子著『ファッションから名画を読む』がPHP研究所より刊行され、好評をいただいております。
初版発売から10日で第二版の発行が決まりました。

本書は、ダ・ヴィンチやフェルメールから、ピカソやマティスまで、約500年間の名画をとりあげ、そこに描かれた「装い」を手掛かりに各時代の社会風俗を語ります。新しい絵画の楽しみ方をご紹介する本書を、ぜひご高覧ください。（全国有名書店にて発売中）

【概要】
『＜カラー版＞ファッションから名画を読む』
深井晃子著
PHP新書581
ISBN978-4-569-70336-7
950円（税別）
290頁　図版オール・カラー

【目次】
プロローグ　美術史が見なかったもの
第一章 人を描く、服を描く：肖像画とファッション
第二章 風俗画の楽しみ：活き活きと生きた市井の人々
第三章 描かれた布
第四章 色は世につれ人につれ：時代と色
第五章 ディテールは語る
第六章 近代パリ風景：「見る　見られる」
第七章 印象派の画家たちとパリ・モード
第八章 コルセットをめぐって：描かれた下着
第九章 絵画から消えたモード：モード画の誕生
エピローグ　もう一つの角度からの美術史
あとがき
作品一覧
文献一覧