最終日の午前は、４日目に採用された企画案を実現するべく、KCIギャラリーを使って展示作業を行いました。マネキンの配置を決め、衣装が映えるような照明を試行錯誤することで、衣装の展示の難しさを実感してもらえたのではないかと思います。

午後からは、毎年行っている京都国立近代美術館への見学です。普段は入ることのできない裏側までも見ることができ、実習生も真剣な面持ちで学芸員の解説を聞いていました。

最後に実習の総括として、実習を通じて学んだことを発表してもらいました。
短い実習期間ではひとりひとりの実習生とゆっくり話す機会があまり持てないため、皆さんの真剣な考えを聞くことができる場はスタッフにとっても貴重な機会です。

以上で、５日間にわたる実習は終了です。このなかから将来学芸員として活躍する人が出てくることを心から楽しみにしています。