鹿島茂氏（明治大学教授、フランス文学者）による「失われたパリの復元」（『芸術新潮』連載）をもとに、19世紀パリの全体像に迫る展覧会が開催されます。
時の皇帝ナポレオン3世（1808-73／在位：1852-70）の肝いりで、1853年にセーヌ県知事に就任したオスマン男爵（1809-91）によって第二帝政期（1852-70）に行われた「パリ大改造」（1853-70）。しばしば「パリの外科手術」とも呼ばれるこの大改造によって、現代のパリに続く都市の骨格が形成されました。
本展は、絵画や衣装など多様な美術作品を通して、パリの歴史を辿り、大改造以前・以後のパリを紹介します。KCIからは、19世紀の女性の衣装６点を出展協力します。

また、会期中に開催される「特別講演会 3」（5月20日（土）午後3時～）には、KCI理事・名誉キュレーター、深井晃子が登壇します。ぜひご参加ください。
申込方法はこちら
http://www.neribun.or.jp/event/detail_e.cgi?id=201703011488334432

[展覧会概要]
展覧会名：19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて―〈練馬区独立70周年記念展〉
会期：2017年4月16日（日曜）～6月4日（日曜）＊会期中展示替えがあります
会場：練馬区立美術館（東京都練馬区貫井１丁目３６−１６）
開館時間：10:00～18:00　＊入館は17:30まで
休館日：月曜日
主催：練馬区立美術館（公益財団法人 練馬区文化振興協会）、毎日新聞社
後援：在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ日本
協力：新潮社、公益財団法人 京都服飾文化研究財団

詳細はこちら
http://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201702111486797027