KCI名誉キュレーターの深井晃子が第39回「ジャポニスム学会賞」を受賞しました。対象業績
は『きものとジャポニスム―西洋の眼が見た日本の美意識』（平凡社、2017年）。本書は、西欧
のファッションがいかに日本の影響を受けてきたかを明らかにしたKCIの展覧会「モードのジャ
ポニスム」（京都国立近代美術館　1994年　計7館巡回）以降、20年以上にわたる深井の継
続的研究の集大成と位置づけられます。
ジャポニスム学会が主催する「ジャポニスム学会賞」は、会員による優れた業績を顕彰するとともに、ジャポニスム研究が一層拡大し、広く一般に浸透することを期待して1980年に設定されました。1980年から毎年開催され、これまでに30人余りの方々が受賞されています。ジャポニスム学会賞詳細については、学会ウェブサイトをご参照ください。https://japonisme-studies.jp/ja/