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「ドレス・コード?」展プレイベントを東京で開催します

2019.06.17 Update

FashionStudies®×京都服飾文化研究財団
「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展 プレイベント
Think of Fashion 060 現代における私たちの装いとは?
2019年7月7日(日)15時開催

「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展の開催に先立ち、プレトークイベントをアクシスギャラリー(六本木)にて開催します。
今回は、ファッションを体系的に学ぶ講座とWebマガジンの企画運営をするFashionStudies®との共同企画。人々の装いについての文化や社会現象を学ぶ会「Think of Fashion」の1講座として、展覧会の概要や見どころ解説のほか、本展出展作家の青山悟氏やファッションデザイナーの藤澤ゆき氏をお招きし、現代社会における私たちの装いについて語り合います。

【イベント概要】
「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展 プレイベント
Think of Fashion 060 現代における私たちの装いとは?

日時:2019年7月7日(日)15時~17時(開場は14時半)
会場:アクシスギャラリー(港区六本木5-17-1 AXISビル)
主催:FashionStudies®、京都服飾文化研究財団
協力:AXIS
企画:菊田琢也、篠崎友亮(FashionStudies®)、石関亮(京都服飾文化研究財団)

内容
1. 展覧会概要説明
石関亮(京都服飾文化研究財団 キュレーター、「ドレス・コード?」展企画メンバー)

2. クロス・トーク
青山悟(アーティスト、「ドレス・コード?」展出展作家)
藤澤ゆき(YUKI FUJISAWAデザイナー)
菊田琢也(ファッション研究者)
石関亮(京都服飾文化研究財団 キュレーター)

会費
一般 前売2,000円(Peatixにて)当日2,500円
大学生 前売1,000円(Peatixにて)当日1,500円
中学・高校生 無料
※特典として「ドレス・コード?」展の招待券を1枚プレゼント

お申し込み方法:Peatixにて
※払い戻しはできませんので、ご了承ください。
Peatixがご利用できない場合、「Think of Fashion 060の件」と明記して下記のメールにてお問い合わせください。
contact@fashionstudies.org
※当日券は、会場で承っております。
※注意事項 当日は記録・広報等のためトークの模様を映像で記録し、後日ウェブ上にて公開予定です。あらかじめご了承ください。


登壇者プロフィール
青山悟
1973生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、テキスタイルアート科卒。シカゴ美術館付属美術大学大学院ファイバー&マテリアルスタディーズ科修了。2017年まで多摩美術大学非常勤講師。ロンドン、香港、シンガポール、マレーシアと海外においても活躍。大量生産のためのテクノロジーである工業用ミシンを用いて丹念に縫い上げられた刺繍作品を通して、現代人の生活とテクノロジーとの関係性を批評し、またそれにより失われつつある人間の感受性や創造性についての問題を提起する。

藤澤ゆき
東京都生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。2011年より活動をスタートし2013年よりテキスタイルレーベル・YUKI FUJISAWAを始動。2016年度TOKYO新人デザイナーファッション大賞受賞。代表作「NEW VINTAGE」はヴィンテージ素材に染や箔を施すことで、単なる古着のリメイクではなくファッションとして新しい価値を生み出すアートピース群である。企業へのデザイン提供やブランドディレクション、雑誌の表紙衣装を飾るなどテキスタイルを軸に幅広く活動している。

菊田琢也
1979年山形生まれ。縫製業を営む両親のもと、布に囲まれた環境のなかで育つ。2003年筑波大学第一学群人文学類哲学専攻卒。在学時にファッション研究を志す。その後、文化女子大学大学院博士後期課程を修了(被服環境学博士)。現在、文化学園大学服装学部・女子美術大学芸術学部ほか非常勤講師。専門は文化社会学、近現代ファッション史。共著に、『相対性コム デ ギャルソン論』(フィルムアート社、2012)、『ファッションは語りはじめた』(フィルムアート社、2011)など。また、2015年2月よりWebマガジン「FASHION STUDIES」の編集も務める。

石関亮
京都服飾文化研究財団 学芸課課長/キュレーター
1976年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。2001年から京都服飾文化研究財団(KCI)に勤務。学芸課に所属し、2009年からアソシエイト・キュレーター、2011年からキュレーター。2015年から学芸課課長を兼務。「Fashion in Colors」、「ラグジュアリー」、「Future Beauty」等のファッション展の企画・運営に参画。研究誌『Fashion Talks…』編集、現代ファッションを担当。


FashionStudies®について
ファッションを体系的に学ぶ「場:STUDIES」と、強度のあるファッション情報を発信する「メディア:MAGAZINE」を企画運営。「Think of Fashion」は人々の装いにまつわる文化や社会現象を学ぶ会として、今回で60回目を数える。
公式サイト:http://fashionstudies.org

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