
© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
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ドレス(ローブ・ア・ラングレーズ)
1780年頃 - イギリス
- 素材・形状特徴
- クリーム色の絹タフタ。前身頃は二重になった釦留めのコンペール形式。ガウンの前あきに共布の縁飾り。前身頃、袖口に黒のレース、袖口にはワイン色のリボンのレーシング。共布のペティコート。
- 収蔵品番号
- AC9228 95-19-2AB,EF
ロココの豪華な絹のドレスから革命後の簡素な綿への変革期に登場するフランス革命期前後の簡潔なドレスは、現代性さえ感じられる。軽やかな無地の絹タフタを使用したこのドレスは、前身頃が二重のコンペール形式で黒いレースのトリミングが唯一の装飾となっている。着装時には、薄いフィシューをボディスの大きく開いた胸元に入れ込んだ。
1780s-1790s
KCI