
© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
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ドレス(ローブ・ア・ラングレーズ)
1785年頃 - フランス
- 素材・形状特徴
- ブルーの縞柄の平絹。前身頃はコンペール形式。共布のペティコート。フィシューは綿モスリンに白糸刺繍。
- 収蔵品番号
- AC4320 82-17-39AB
柔らかな光沢をみせるブルーとペールブルーの細い縞柄のドレス。ガウンの裾に裾をはしょるための紐が付いており、ローブ・ア・ラ・ポロネーズとしての着装も可能である。
18世紀後半、衣服が簡素化へと向かう中、女性服は堅苦しさのない機能性を求める方向へと進み、カジュアルな装いが好まれるようになった。ドレスに使用された布にも軽やかな風合いのものが主流となり、この頃からあらゆる階級を巻きこむ流行となった縞柄への嗜好も、そうした傾向を表している。
1780s-1790s
KCI