KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

デイ・ドレス

© The Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa

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デイ・ドレス

1850年頃 - イギリス

素材・形状特徴
緑と白の格子柄の絹タフタ。5段のフラウンス・スカート、スカラップ・エッジ。
収蔵品番号
AC21 77-5-10

5段のフラウンスを飾ったデイ・ドレス。生地をバイアスに用いたフラウンスの布端はスカラップ型に切りとられている。
19世紀半ば、スカートは丸みをおびて膨らみ、釣り鐘型となる。その形をさらに強調したのは、何段も水平に重なる段飾り(フラウンス)だった。フラウンスは2、3段のものから数十段のものまで様々であった。

1850s-1860s