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深井晃子、文化庁長官表彰を受賞

2008.10.31 Update

この度、京都服飾文化研究財団(KCI)理事、チーフ・キュレーターの深井晃子が、文化庁長官表彰を受賞しました。

これは、深井が永年にわたって西欧服飾の研究者として活躍し、なかでもファッションにおけるジャポニスム、つまり日本文化の影響に関する研究の第一人者として先駆的な研究を成し遂げ、我が国の服飾界の発展に貢献したことが評されたものです。

同賞は、文化活動に優れた成果を示し、我が国の文化の振興に貢献された方々に対し、その功績をたたえ、文化庁長官より表彰されるものです。
昨年度には、山口桂三郎氏(国際浮世絵学会会長、立正大学名誉教授)、
紋屋暢男氏(成蹊大学法科大学院教授)等が同賞を受賞されています。

1978年に設立したKCIの30周年にあたる今年、設立の翌年からKCIの仕事に携わり、「モードのジャポニスム」展(1994年 京都国立近代美術館)をはじめとするKCI主催の数々のファッション展を監修してきた深井がこのような受賞の栄誉に輝いたことは、KCIとしても大変名誉なことと嬉しくご報告させていただきます。

参考:深井晃子経歴

参考:「モードのジャポニスム」展を含む、KCIの主な展覧会概要

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