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特別トーク 「モードとアートの出会い:アール・デコ時代のパリに花開いた装いの 革新」 キュレーター、筒井直子がイベントに登壇します

2025.11.18 Update


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東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催中の
「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展。

その関連企画として、本展を企画・監修したキュレーターの筒井直子が東京・青山のスパイラルにて
特別トーク「モードとアートの出会い:アール・デコ時代のパリに花開いた装いの革新」を行います。

展覧会とあわせて、アール・デコ期におけるモードとアートの関係について学んでいただける機会として、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

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今から100年前のパリ—。女性たちの装いがシンプルなスタイルになったこの時代、モードとアートの出会いが新たな美の世界を切り開きました。デザイナーたちは画家や工芸家と手を取り合い、芸術性と装飾性が融合した革新的なモードを生み出します。

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ツィママン(テキスタイル・デザイン:ラウル・デュフィ)
デイ・ドレス 1922年 ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

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ポール・ポワレ(テキスタイル・デザイン:ラウル・デュフィ)
イヴニング・ケープ 1925年 ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

画家ラウル・デュフィの斬新なテキスタイルを採用したポール・ポワレやツィママン、工芸家ジャン・デュナンによる日本風の柄をコートにしたマドレーヌ・ヴィオネ、自身の絵画理論を服飾作品にも応用した画家ソニア・ドローネーらの挑戦が、現代ファッションのひとつの原点を作り出しました。

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ソニア・ドローネー コート 1925年頃 
©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama


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ソニア・ドローネー『ソニア・ドローネー:絵画・オブジェ・同時的生地・モード』より 1925年 
©The Kyoto Costume Institute


本講演では、こうした100年前の“モードとアートの幸福な出会い”をひもとき、デザインがどのように時代を変えたのかを探ります。

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【開催概要】
特別トーク:モードとアートの出会い——アール・デコ時代のパリに花開いた装いの革新

日時: 2025年126日(土)14:00–16:0013:30開場)
会場: スパイラルルーム(東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 9F
料金: 一般 3,000円/学生 2,000円(学生証をご提示ください)
チケット販売: Peatix(外部リンク):https://peatix.com/event/4685157
特典: 「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展の100円割引券をプレゼント
企画: 公益財団法人 京都服飾文化研究財団
協力: スパイラル/株式会社ワコールアートセンター

本イベントの詳細はこちら(外部リンク): https://www.spiral.co.jp/topics/artdecoandfashion-event

お問い合わせ:
スパイラル
107-0062 東京都港区南青山5-6-23
Tel. 03-3498-1171

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