
© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
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ストマッカー
1730-40年代 - 製作国不詳
- 素材・形状特徴
- 白の絹タフタに多色の絹糸と銀糸で草花の刺繍。絹糸に銀糸を巻き付けたレーシング飾り。先端にタブ。左右に着装のためのタブ付き。
- 収蔵品番号
- AC2224 79-9-29
18世紀の女性服は前あきで、胸元にストマッカーを着装した。ストマッカーはV字型のパネル状胸衣。最も人目を引く胸部を被うこの部分は、装飾に溢れる装いの中でも特に贅が尽くされ、豪華な刺繍やレース飾り、リボン結びの列を並べたエシェル、時には宝石で飾られた。ガウンにピンでとめて着装するため、手間がかかった。
1700s-1750s
KCI