「Kimono Refashioned」展のお知らせ/New Exhibition: Kimono Refashioned
2018.06.21 Update
この秋より、米国巡回展「Kimono Refashioned」が開催されます。きものがファッションに与えた影響を考察する本展は、ニューアーク美術館、サンフランシスコ・アジア美術館、シンシナティ美術館の3館を巡回します。
KCIは、「モードのジャポニスム」展(1994年 京都国立近代美術館、他、7館巡回)でファッションにおけるジャポニスム研究に先鞭をつけ、「Future Beauty」展(2010年 バービカン・アート・ギャラリー、他、7館巡回)で、20世紀後期以降に革新的な日本人デザイナーが果たした役割を再確認する作業をしました。それらを踏まえ、本展は、きものが現代のファッションを刺激している点に焦点を当てます。19世紀半ば以降の、きものに影響を受けた作品を先導役として、染織技法、形、着こなし方など様々な角度からきものにヒントを得た現代作品を取り上げます。KCIのコレクションを中心に、米国の美術館が所蔵するジャポニスム期のきものが登場する絵画作品の他、きものや浮世絵などを展示します。それはきものへのあらたな関心を呼び起こすと同時に、現代ファッションの方向性を先見するものとなるでしょう。
ぜひご高覧ください。
【開催要項】
題名:Kimono Refashioned
企画:サンフランシスコ・アジア美術館、公益財団法人京都服飾文化研究財団
協賛:株式会社米国ワコール(予定)
ニュージャージー会場:
会期:2018年10月13日-2019年1月6日
会場、主催:ニューアーク美術館 http://www.newarkmuseum.org
サンフランシスコ会場:
会期:2019年2月8日-5月5日
会場、主催:サンフランシスコ・アジア美術館 http://www.asianart.org
シンシナティ会場:
会期:2019年6月28日-9月15日
会場、主催:シンシナティ美術館 http://www.cincinnatiartmuseum.org
本展詳細についてはこちら
プレス資料[PDF:469KB]
Kimono Refashioned プレス・リリース.pdf