
© The Kyoto Costume Institute, photo by Toru Kogure
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盛装用ドレス
1805年頃 - 製作国不詳
- 素材・形状特徴
- 葉模様を織り出した白の絹紋織。ワンピース・ドレス。トレーンをひく。ショールは毛糸で草花模様を織り出した白の絹とウールの交織ゴーズ。毛糸のフリンジ付き。
- 収蔵品番号
- AC5066 85-3-2
華麗で優美な最高級の絹製宮廷用ドレス。当時、薄い綿のドレスが広く流行し、フランス経済の重要な担い手であったリヨンの絹織物業は壊滅状態に陥った。その復興のため、ナポレオンは宮廷における絹の着装を勧めるべく、1811年、公的儀式の際には男女ともに絹の着用を命じる勅令を出した。
1800s-1810s
KCI