KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

ジャケット(スペンサー)、アンダーボディス、スカート

© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

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ジャケット(スペンサー)、アンダーボディス、スカート

1815年頃 - 製作国不詳

素材・形状特徴
ジャケットは赤のカット・ベルベット、パイピングとくるみボタンのユサール風の飾り。ベージュの絹サテンのアンダーボディス。スカートはジャケットと共布で裾に縄状の装飾。
収蔵品番号
AC3145 80-5-36AC

ごく短い丈のジャケットは、手の甲を覆うほど長くぴったりした袖が特徴のスペンサー・ジャケットと、共布のハイ・ウエストのスカート。スペンサーの名前の由来はイギリスのスペンサー伯爵が着用したことによる。本来は男性用であったが、その実用性から女性にも広まり、1790年代から1820年代に流行した。

1800s-1810s