KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

バッグ

© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

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バッグ

1820年代 - 製作国不詳

素材・形状特徴
青と茶の絹タフタ。ストライプの柄織り。底は蛇腹式。下部にスパングル飾り。リボンの持ち手。
寸法
18.5cm (幅) / 14cm (高さ)
収蔵品番号
AC9467 97-21-5

流行のプリント地を使ったバッグ。口金、留めリボンの先にも金属の玉、パイエットも金属製。革命後、ドレスがスリムになり、女性のこまごまとした携帯品を収納していたポケットが消滅する。そのために、コードや繊細なチェーンで釣り下げる小型のバッグ、レティキュールが流行した。布やニットで作られたものが多かったが、1820年代に入りフレームや開閉部の部品、またスパングル等の装飾などに金属が使われるようになる。

1820s-1840s