
© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
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デイ・ドレス
1820年頃 - 製作国不詳
- 素材・形状特徴
- 茶とブルーのストライプの絹タフタ。短いボディスとスカートのツーピース。ジャケットの胸元に絹タフタのコードとパフの装飾。共布のベルト付き。ドレスの裾に4段のフリル。
- 収蔵品番号
- AC4428 83-20-2AB
19世紀初頭から続いた白の大流行を経て、この頃、衣装に色彩が戻ってくる。このドレスは織による茶とブルーの強い配色のストライプである。ウエストは依然高い位置に置かれ、ストライプにより縦方向がより強調されている。内部の後ろ中心部にはパットが付けられ、ハイ・ウエストからふわりと落ちる背後の曲線を演出している。シンプルだったドレスが、装飾と色による華やかさを取り戻し始めた頃のものである。
1820s-1840s
KCI