
© The Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa
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デイ・ドレス
1845年頃 - イギリス
- 素材・形状特徴
- 青と紫のチェンジャブルの絹タフタ。ワンピース・ドレス。胸にスモッキング。両肩に2段のフリル飾り。
- 収蔵品番号
- AC4474 83-11-10
1830年代に流行した大きなジゴ袖は、なだらかな肩線から続き自然に腕にフィットした袖へと変わっている。ウエストはさらに細くなり、さらに膨らみを増したスカートの下に、何枚も重ねてペチコートが着用された。次第に大きくなるスカートの為に、40年代初期には硬い麻布(lin)に馬の尾毛(crin)を織り込んだクリノリンが考案された。クリノリンは、さらに改良が重ねられ、50年代後半以降、鉄製のフープのかご状のものへと変化していく。
1820s-1840s
KCI