KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

デイ・ドレス

© The Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa

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デイ・ドレス

1822年頃 - イギリス

素材・形状特徴
白い絹オーガンジーと黄色の絹サテンのストライプ。ワンピース・ドレス。裾に絹シフォンのパフ、絹サテンのパディングの装飾。
収蔵品番号
AC312 77-12-27

簡潔さの中にロマンチックな雰囲気をあわせもつドレス。19世紀初期ハイウエストのエンパイア・スタイルから次のスタイルへの過渡期的スタイルである。ウエストラインは正常の位置に向い、スカート裾に施されたフラウンス、パディングが、薄く柔らかな絹製のドレスに適度な重さを加え、スカートラインを整えている。30年代にはスカートは完全な釣鐘型になる。

1820s-1840s