KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

バッグ[上] バッグ[下]

© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

画像にマウスカーソルを乗せると拡大します。

バッグ[上]
バッグ[下]

1910年頃 - 製作国不詳[上]
1910年頃 - 製作国不詳[下]

素材・形状特徴
多色のビーズ。モチーフはチェリーの枝と実。[上]
多色のビーズ。花のモチーフ。裾にフリンジ付き。口金は花柄の透かし彫りのメタル。真珠貝の装飾。持ち手はチェーン。[下]
寸法
40.5cm (長さ、持ち手部分含む) / 20.5cm (幅)[上]
44.5cm (長さ、持ち手部分とフリンジ含む) / 16.5cm (幅)[下]
収蔵品番号
AC1430 78-38-10 [上]
AC1424 78-38-4 [下]

煌びやかなビーズ製のバッグ。20世紀に入り、バッグはファッションの重要なアイテムとして浮上し、ビーズ製は1900年代〜30年代にかけて流行した。この時代、金属やガラス、漆といった滑らかな質感がファッションや工芸品の重要なテイストの一つだった。バッグのビーズにもガラスや金属製の多種多様なものが使用され、手仕事による精緻なバッグが生み出された。

1910s