KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

イヴニング・ケープ

© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

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イヴニング・ケープ

1925年

デザイナー
ポール・ポワレ(テキスタイル:ラウル・デュフィ)
ブランド
ポール・ポワレ
レーベル
無し
素材・形状特徴
オレンジのラメ・ジャガードにプリント。
収蔵品番号
AC9362 96-24-1

大きな一枚の布に、画家デュフィによるデザイン画が織り出されている。ビアンキニ=フェリエ社で製作された。画家を目指していたデュフィはポワレに出会いテキスタイル・デザインを始めた。デュフィは多くのテキスタイル作品を残し、美術家によるテキスタイル・デザインの先駆けとなった。アートとファッションの融合を意図したポワレは、若いアーチストに援助を惜しまず、彼らとの交流を重視した。

1920s