KCIDigital Archives

京都服飾文化研究財団(KCI)の収蔵品から選りすぐった作品を、画像と解説付きでご覧いただけます。

バックル[中右] コンパクト[上][下][中左]

© The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama

画像にマウスカーソルを乗せると拡大します。

バックル[中右]
コンパクト[上][下][中左]

1925年頃[中右]
1925年頃[上]
1925年頃[下]
1925年頃[中左]

デザイナー
ジャン・デュナン[中右]
ジャン・デュナン[上]
ジャン・デュナン[下]
ジャン・デュナン[中左]
ブランド
不詳
レーベル
JEAN DUNAND[下]
JEAN DUNAND[中左]
素材・形状特徴
金属に朱赤、黒、金の漆塗り。[中右]
金属に卵の殻と朱赤の漆塗り。[上]
金属に卵の殻と朱赤の漆塗り。[下]
金属に卵の殻と朱赤の漆塗り。[中左]
寸法
6.0 cm (縦) / 9.1cm (横)[中右]
7.6 cm (縦) / 8.7cm (横)[上]
6.2 cm (縦) / 4.3cm (横)[下]
6.3 cm (縦) / 4.3cm (横)[中左]
収蔵品番号
AC9322 96-11-1 [中右]
AC9323 96-11-2 [上]
AC9324 96-11-3 [下]
AC9325 96-11-4 [中左]

デザインや質感にアール・デコの特徴がよく示されている作品。ジャン・デュナンは日本の漆職人から技法を学び、西欧のデザインに応用した工芸作家。漆を金属や布に用いるなど斬新なアイデアでアール・デコを代表する作家として後世に名を残した。
芸術と産業との融合を目指そうとしたアール・デコは、モダニズムに対する強い憧れを反映した。しかし手作業による一品制作を完全に捨て去ったわけではなかったことが、本品からうかがえる。

1920s